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FRP製品のお手入れ
本体の汚れ、埃などは濡れ雑巾や化学雑巾で拭き取ってください。乾いた布で強く拭きますと、小傷を付けたり静電気が発生して埃を呼び寄せたりしますので、ご注意ください。

傷が付いたときは、塗装用のコンパウンドで磨きますと目立たなくなります。
また、時々自動車用のワックスを掛けますと、傷も付きにくくなり、美しい艶を維持することが出来ます。※耳軸には絶対ワックスを掛けないようにしてください!
 
摺動部のメンテナンス
上下回転部
1)フォーク部の白いテフロンパッドに付いた汚れを、濡れ雑巾などでふき取ります。

2)耳軸部は濡れ雑巾で汚れを拭き取ります。もし、傷が多くて動きが渋い場合にはコンパウンドで摺動部を磨いてみてください。


水平回転部
台座部 1)フォークの中心にあるロックナットを、13mmのスパナで外し、フォーク部と台座部を分離します。

2)濡れ雑巾などで、白いテフロンチップ表面の汚れ、及びフォーク裏側の摺動部の汚れを落とします。3カ所のローラーはなるべく汚れを落とし、スムースに回転するか確認して下さい。もし回転が渋かったりローラーのガタが大きいときは交換して下さい。交換部品につきましてはメールでお問い合わせ下さい。

※出荷時期によりテフロンチップを使ってない場合もあります。
シリコン系潤滑剤 *CRC5-56やWD40等のシリコン系潤滑剤をご用意ください。
フォーク台座裏面 3)フォーク台座を裏返し、摺動部をきれいに掃除して下さい。その後シリコン系潤滑剤を薄く塗りつけます。たくさん塗ると逆効果になる場合がありますので、ごく薄く塗りつけるようにして下さい。
組立は分解の逆に行います。中心のフランジナットは、フォーク部分を動かしながら締め付けて行き、少し動きが重くなるところまで締め付けます。
実際の使用時には、適宜調整して下さい。

フック型ファスナーの調整
Ninja−500には大小2種類のフック形ファスナーを使用しています。両方とも締め代を調整可能ですので、もしゆるんできた場合には下記に従って調整をお願いします。感触としては「パチン!」と元気よく締まるくらいがちょうど良いです。
 
ファスナー小 フック形ファスナー
鏡筒を立てて、ファスナーを一旦緩め、上側の鏡筒のフックにひっかけただけの状態にします。

このときレバー部分の後端が、鏡筒から垂直に測って55mmから60mmくらいの範囲にあるのが基準です。

ファスナー小(フォーク) フォーク部分のファスナー6カ所も同じように55mmから60mmくらいの範囲に調整します。
ファスナー大 フック形ファスナー
同じく鏡筒を立てて、ファスナーを一旦緩め、上側の鏡筒のフックに引っかけただけの状態にします。

このときレバー部分の後端が、鏡筒から垂直に測って70mmから60mmくらいの範囲にあるのが基準です。
ファスナーの調整箇所 調整はレバーの裏側にある調整ネジをマイナスドライバーで廻して行ってください。締め付けが緩すぎると外れてしまう可能性がありますし、強すぎると破損することも考えられますので、正しく調整してください。

合わせマーク 鏡筒を組み立てるときには黄色い丸印を合わせます。各部には位置決めのノックピンが付いていますので、きっちりはまったことを確認してからファスナーを締めて下さい。

※鏡筒を組み立てた状態での移動は、大変危険ですので、おやめください。

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