●鏡筒の組立及び分解

●組立の際には黄色いマークを合わせてください。なお、黄色いマークの面が鏡筒の背中側になります。 ●鏡筒は、それぞれの部位をお互いに組み合わせることによって、本来の強度を発揮するようになっていますので、かならず正規の順番を守って組み立てて頂きますよう、お願いいたします。 ●外したユニットなどを、とりあえず置いておくために、しっかりしたテーブルやスノコを用意しておくと、作業が楽になります。 ●主鏡セル部には位置決めのためのノックピンがあります。耳軸部鏡筒あるいは接眼部鏡筒と組み合わせるときはご注意ください。 ●主鏡セル部の取り付け取り外しには十分ご注意ください。とくに、ファスナーを外して引き抜く時には、主鏡セル部を両手で支え、上に持ち上げながら抜き取るようにしてください。 ●小さい方の蓋は、組立完成時の筒先蓋を兼ねています。 ●主鏡部と接眼部を組み合わせた、「光学系ユニット」を持ち運ぶときには、片手で取っ手を持ち、反対の腕で鏡筒を抱きかかえるようにして持ち上げてください。

	※組み立ては鏡筒の黄色いマークを合わせます。 ※上から接眼部、中間鏡筒、耳軸部、主鏡セル部と呼びます。 １)なるべく平らなところに架台部を設置します。 ２)耳軸部を、黄色いマークを手前にしてフォークに乗せ、蓋を外します。 ※黄色いマークは望遠鏡の背中側になります。
	３)金具を両手で持って、中間鏡筒をまっすぐ上に引き抜きます。
	４)金具を持ったまま、回転させるように中間鏡筒をひっくり返し、黄色いマークを合わせて耳軸部に差し込み、２カ所のファスナーで固定します。
	５）鏡筒を前に倒し、主鏡セル部を取り付けます。右手で取っ手を持ち、左手で押さえながら、下側から耳軸部に差し込み、上側左、下側、上側右の順でファスナーを閉じます。 ※分解時は、主鏡セル部を十分上に持ち上げ、腰で押さえながらすべてのファスナーを外し、慎重に引き抜いて下さい。
	６）左手で接眼筒を持ち、黄色いマークを合わせながら手前から滑り込ませるようにして接眼部を差し込み、2カ所のファスナーを閉じます。
	７）ファインダーを取り付けて完成です。 ※各部の鏡筒は、それぞれ組み合った状態で強度を発揮するように設計されていますので、必ずこの手順で組み立てて下さい。 ※分解はこの逆の順序で行います。
	分解時、中間鏡筒を逆さまにした時にファスナーが開いてしまいますので、逆さまにしても開かないように、鏡筒を取り外す前に写真のようにファスナーのレバーを手で押さえつけておきます（この部分だけファスナーのレバーが渋くなっています）。
	小さい方の蓋は、組み立て後に筒先蓋として使用できます。

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