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主鏡の取り外し
台の上に載せ 1)適当な台の上に主鏡セル部鏡筒ごと載せ、セル受け金具を外側から止めている6本のネジをゆるめます。
鏡筒を外す 2)1本ずつ対角線上にネジを外して行き、FRP鏡筒部を下に落とします。

主鏡の取り付け
主鏡位置寸法 1)主鏡の周囲を押さえている、バランスアームの取り付け高さは、主鏡セルのバックプレート表面から約35mm(アーム下面)が基準です。
主鏡押さえ 2)主鏡押さえの爪は、主鏡を圧迫しないように、主鏡から0.3mm位の隙間をあけて取り付けます。

3)鏡筒へは、取り外しと逆に取り付けます。ネジが入りにくい場合は、光軸修正ネジを少し緩め、下から軽く鏡筒をたたいてネジ穴を合わせ、対角線上に1本ずつ入れて行きます。決して無理をしないようにしてください。
光軸修正部基準寸法 ※主鏡セルのバックプレートと、鏡筒側の受け金具との隙間は5mmが基準です。

ちなみに写真左側の出っ張っているネジが押しネジで、引っ込んだネジが引きネジです。

クレイフォード式接眼筒の調整
接眼部の調整 【A】合焦ハンドルの重さを調整するネジです。締め付けますと合焦ハンドルのシャフトが強くドローチューブに押しつけられ、動きが固くなります。好みの固さに調整してください。

【B】合焦ハンドルをフリーにするネジです。通常は緩めておきます。合焦ハンドルを廻したときに、何かに擦れるような音がするときは、合焦ハンドルが左右どちらかに偏っていることがあります。その時は、このネジを締め付けて合焦ハンドルをずらし、左右の長さが同じになるように調整してください。調整後は緩めておきます。

保管時の注意事項
1)主鏡や斜鏡に埃が積もらないようにご注意ください。

2)湿度には十分注意し、なるべく乾燥した場所に保管してください。


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