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主鏡の取り外し
1)下側鏡筒をひっくり返して置き、ウェイトを外し、押しネジが廻らないようにセロテープなどで固定します。このとき、主鏡セルと鏡筒の位置関係(上下関係)を覚えておいてください。取っ手を基準にするとわかりやすいと思います。
  ※出っ張っているのが押しネジで、引っ込んでいるのが引きネジです。

2)片手で主鏡セルの取っ手を持ちながら、引きネジを緩めて外します。3本均等に緩めながら外すと楽です。くれぐれもセルを取り落とさないように注意してください。
主鏡を外す 3)主鏡セルを斜めにして上に抜きます。鏡面に触れないようにご注意ください。

4)主鏡を押さえている爪を外し、主鏡を外します。主鏡外周を押さえている金具は、出荷時に調整されていますので、なるべく外さないでください。

主鏡の取り付け
主鏡の位置 1)通常は必要ありませんが、主鏡のセンタリングを確認する場合は、写真のように押さえ金具のそば3カ所で測定し、同じ距離になるように調整します。

なお、主鏡と押さえ金具は主鏡の変形を避けるために、手で主鏡を楽に回転できるくらいのクリアランスをとってください。

画用紙程度の厚さの紙を1カ所にはさんで金具を取り付け、固定後引き抜くと、だいたい良いクリアランスになると思います。
主鏡押さえ 2)主鏡押さえの爪は、主鏡を圧迫しないように、主鏡から0.3mm位の隙間をあけて取り付けます。

3)鏡筒へは、取り外しと逆に取り付けます。3本目の引きネジが入りにくい時は、その場所を上にして鏡筒を横倒しにすると、入れやすくなります。

この方法ですと、ほとんど光軸の狂いは無いと思いますが、必要に応じて光軸を点検、修正してください。
光軸修正部基準寸法 ※主鏡セルのバックプレートと、鏡筒側の受け金具との隙間は5mmが基準です。

ちなみに写真右側の出っ張っているネジが押しネジで、引っ込んだネジが引きネジです。

クレイフォード式接眼筒の調整
接眼筒の調整 【A】合焦ハンドルの重さを調整するネジです。締め付けますと合焦ハンドルのシャフトが強くドローチューブに押しつけられ、動きが重くなります。好みの重さに調整してください。

【B】合焦ハンドルをフリーにするネジです。通常は緩めておきます。合焦ハンドルを廻したときに、何かに擦れるような音がするときは、合焦ハンドルが左右どちらかに偏っていることがあります。その時は、このネジを締め付けて合焦ハンドルをずらし、左右の長さが同じになるように調整してください。調整後は緩めておきます。
なお、十分に緩めておかないとネジの先端がドローチューブに引っかかって繰り出し量が短くなることがあります。通常は必要ありませんので、取り外しておいても良いかも知れません。
※接眼部が回転できる構造になっていますが、回転させると光軸が微妙にずれてしまう可能性があります。光軸調整後は接眼部を回転させないようにしてください。

※初期の頃のロットはラックピニオン式なので、とくに調整は必要ありません。
保管時の注意事項
1)必ずフォークから鏡筒を降ろした状態で保管してください。

2)湿度には十分注意し、なるべく乾燥した場所に保管してください。

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