スパイダーの製作

スパイダーの中心になるボスは、レーシングカートのステアリングボスを使いました。アルミの鋳物で出来ています。

これを旋盤加工して使用しました。
スパイダーはステンレスの0.4mm厚の板で作りました。幅は30mmほどです。

ステンレス板の切断は、裁断機の親分みたいな切断機(押し切り)で行いました。まっすぐ切れる上に、切り口がほとんど曲がらないので良いです。
スパイダーのボスへの取り付けは3mmネジ2本です。
結構引っ張りの力が掛かる所なので、丈夫に作る必要があります。
鏡筒への取り付け部は、アルミ丸棒の中心に4mmのメネジを切ったものを、真鍮釘でスパイダーにカシメて取り付けてあります。

ここは僅かに首を振るようになっています。
右下が斜鏡セルのインナーで、左上がアウターです。例によってFRPで製作しました。

アウターにはすでに斜鏡が入っています。インナーをアウターに滑り込ませて、左右のネジ2本で固定します。
斜鏡セルを組み立てた所。この斜鏡は妙に厚くて重いです。ホントはもっと軽い物に変えたいのですが、短径100mmの斜鏡って高いんですよね・・・。
塗装が終わったスパイダーに仮組したところ。
3本の押しネジにも艶消し黒を塗って完成です。