第20回オフラインミーティング報告  記念すべき20回目はマル!
2007年5月19日、富士山富士宮口新五合目にて、第20回オフラインミーティングを開催いたしました。雪崩によって富士山スカイラインが寸断され、復旧が間に合うかどうかやきもきしましたが、一部傷跡を残しながらも開通し、予定通り無事オフを開催することが出来ました。
やっぱり富士山は良いですね。空気もひんやりしてすがすがしいです。到着時は五合目の上だけ雲がありましたが、やがて雲が切れて濃ゆい青空が見えてきました。今夜は透明度が高そうです。
今回は皆さん集まりが早く、談笑しながら、明るいうちに機材の準備を始めます。

このころですでに気温はだいぶ低く、5度以下になっていたと思われます。
今回森田さんが持ち込んだTOA130。130mmとは思えない大きさで、セルまわりの作りもしっかりしています。

サブ望遠鏡との対比がすばらしい(^^;。
KOBAさんのNinja-400にはボーグの76がファインダーとして取り付けられていました。さすがにトップヘビーで、主鏡側にかなり錘を積まないとバランスが取れません。
KamaSさんのNinja-400にはCCDカメラをファインダー代わりにした導入支援装置が取り付けられていました。

ノートパソコンの画面と対比させながら対象を導入します。12等くらいまで写るそうです。銀河を同定しながら見ていくにはよい方法ですね。

しかし頭重すぎ(^^;。よい子はけしてマネをしてはいけません。
ボーグ双眼3兄弟そろい踏み。左からロングヒルさんの変形対空形、安田さんの正立プリズムタイプ、KamaSさんの倒立直視タイプ。

天の川近辺の観望に威力を発揮していました。
中野さんの新兵器、フォルクスワーゲンイオス。オープンで登ってきたと思ったら、あれれ?
あれがあーなってこれがこーなって・・・ウィーンっとな
をを、クーペになっちゃった。まるで007を見ているような気分でした(^^;。
夕方にはきれいに晴れ上がってきました。参加者の皆さんもだいぶ集まってきて戦闘準備完了です。
美しい夕焼け空に浮かぶ金星と月がとてもきれいでした。

この空の色いいですね〜。今夜の星空を想像してワクワクしてきます。

残念ながら完全な雲海とはなりませんでしたが、ほぼ一晩中晴れて、透明度も高く、見事に前回のリベンジを果たしました。特に天頂から北の空はかなり良い条件だったと思います。

最近、春の銀河を良い条件で見ることがあまりなかったので、メジャーどころを中心にリハビリを兼ねて一人でコソコソ導入してました。 途中短い時間、雲海に町の光が遮られた時があり、さそりのしっぽあたりの6334や6357も見えてました。

しかし、駐車場のあちこちから感嘆の声やため息が聞こえてくるのは楽しいですね。思わず声の方へ走り寄って行列に並んでしまいます(^^;。

早いもので、このオフ会も20回目になるんですね。これだけ長く続けられたのも、ひとえに参加者の皆さんのマナーの良さの賜だと思います。本当にありがとうございました。これからも出来る限り続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。